第102回全国高等学校相撲選手権大会 北部九州インターハイ

皆様いつも応援ありがとうございます。
7/31~8/2の3日間は高校生の夢の舞台「インターハイ」が北部九州で開催されました。
相撲競技は大分県宇佐市で開催でした。
大会初日の前日7/30に宇佐入り。しっかり調整をしました。
軽量級の中野、中量級の泉も無事計量をパスしました。

そして7/31にいよいよ、インターハイが開幕しました。
部員それぞれにケガなど様々な苦難がありましたが、そんな中でもやれることは全てやってきました。
「鹿児島県代表として堂々と、自分たちでつかみ取ったインターハイも楽しみ切ろう」という目標でした。
いざ試合が始まると樟南高校相撲部の良い所である「チーム力」が発揮され、少ない人数ですが各自がそれぞれの役割を分担して一生懸命大会に臨んでいました。一人の行動がチームの為になります。
森本弟も自分そっちのけで一生懸命サポートをしてくれました。

☆大会結果☆
■団体戦
※予選3勝12点で勝ち上がり。
〇決勝トーナメント1回戦敗退
・樟南0-5埼玉栄
■個人戦
〇無差別級
・3位:福崎 真逢輝(3年)
・ベスト16:俵 幸平(2年)
〇軽量級トーナメント
・ベスト16:中野 雄賀(3年)
〇中量級トーナメント
・3位:泉 洸慎(2年)

団体戦では予選をしっかり3勝して勝ち切り決勝トーナメントへの切符を獲得しました。
団体決勝トーナメント1回戦から強豪校の埼玉栄高校でしたが生徒達は自信を持って堂々と戦うことができました。結果は5対0の大差でしたが中身としては僅差だった部分も多くありました。
本気で優勝を目指していただけに敗戦後は悔しくて泣き崩れる部員達でした。ですが私的には良くやってくれたと思いますしこの部員達は必ずこの経験を今後の成長に活かしてくれるだろうと確信しました。
もちろん結果は大事ですが高校生として、目標に向かって仲間と切磋琢磨したプロセスが非常に大事な事であると感じています。
たった7名の体も小さくほとんどが小さな島出身の部員達が全国の猛者相手と互角に渡り合うことができると証明していることがどれだけすごい事かということを私も一監督、一OB、一相撲人として部員達を誇りに思いますし尊敬します。

個人戦では無差別級で3年の福崎が3位と堂々の入賞で今回は特に安定した取り口でした。これで全国大会での入賞は3度目です。怪我もある中、本当に自分に厳しく頑張ってくれました。また2年生の俵もベスト16と健闘しました。その戦いぶりも確実に成長を感じさせてくれる内容でした。
軽量級では3年の中野が健闘しました。惜しくもベスト16でしたが、実力はもっとあると感じています。
中量級では2年の泉が3位入賞でした。体力や技のレベルが確実に上がっています。
新島も主将として最後の試合。自分の事もやらないといけないのに周囲を良くみてくれ本当に最高のチーム作ってくれました!
1年生の森本と永吉も初の高校の全国大会で緊張感のある中で試合をしたり、暑い中サポートしたりと忙しかったと思いますが周囲のライバル、先輩たちの戦う姿から色んなことを吸収しながら頑張ってくれていました。

試合期間は「THE TIME」の密着取材もありインタビューや撮影もこなしながらと忙しくしながら試合へ臨みました。
森本リポーターも一生懸命、セリフを覚えていました。
そして最後はチームを代表して主将の新島から保護者やサポーターに感謝の気持ちを述べました。
これまで樟南高校相撲部の歴史を塗り替えてきたこのチームを支えてきた3年生も今大会を持って引退となります。
今度はこの最高な3年生の後ろ姿を見てきた1、2年生がこれまでの先輩の意思を引き継いで「日本一」を目指して頑張ってくれることでしょう。
暑い中応援やサポートしてくれた保護者の方々や関係者の方々本当にありがとうございました。
また次の目標に向かって「チーム樟南」で頑張っていきます。
今後とも樟南高校相撲部の応援をよろしくお願いします。

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