全九州高等学校相撲新人選手権大会

皆様いつも応援ありがとうございます。
さて先日13日の日曜日はかごしま健康の森公園相撲場にて第１７回全九州高等学校相撲新人選手権大会が開催されました。
今年最後の大会にして今年初の九州大会！過去２回団体優勝をしている今大会！
今年は相撲経験も浅い部員もいる１年生チームなので「負けて元々！思い切って相撲を取る」ということを目標を持って挑みました。

全員１年生の樟南高校のメンバーです。
先鋒：新島　伊武起
中堅：町田　煌雅
大将：栄　陽翔　※怪我の為欠場

早朝は気温が低く土俵がかなり冷たい中でアップをするのは大変というほどの寒さでしたが、段々と日が当たるようになると割と温かくなり相撲も取りやすいようになりました。
緊張しないよう、気楽に相撲を取れるように声掛けをしましたが、流石に九州大会という大きな舞台で表情が硬くなっている部員達！！

☆大会結果☆
＜団体戦＞　予選１勝２敗にて敗退
＜個人戦　無差別級＞
ベスト１６　新島　伊武起

団体戦では、大将の栄　陽翔が怪我で欠場の為、二人で団体戦に参加しました。
県予選大会と同じく一人でも負けたらチームの負けとなるプレッシャーの中での団体戦となりました。
予選１回戦、先鋒新島が圧力がある相撲で勝利するも中堅町田が練習通りの鋭く良い立ち合いの当たりを見せてくれましたが、まだまだ実力差があり負けてしまい１敗。
予選２回戦、ここでも先鋒新島が圧力のある相撲で勝利し、中堅町田へと繋ぎました。立ち合い当たりに行ったところをかわされ両差しという不利な体勢にされてしまいましたが良く我慢してくれ相手の腕を極める形で土俵の外へと押し出して見事勝利を収めチームの勝利を決めてくれました。
我慢して掴んだこの勝利は新チームの初勝利の瞬間であり町田君の初勝利ともなりました！！
樟南応援サイドはまるで優勝したかのような盛り上がり笑。私も感極まるものがあり涙がでそうに・・笑
本人も勝つ喜びをしっかり感じたすごく良い笑顔を見せてくれました。
勝つことが全てというわけではないですが勝つ喜びというのは本当に素晴らしいものでこんなに楽しく喜べるものなんだなと改めて実感しました。
相撲を含めスポーツはこの瞬間を味わうために苦しい厳しい稽古に耐えてやっていて、その努力してきた分、勝った時の喜びは何倍にもなり周りを巻き込んで感動を与えくれます。
そして同時に自分の事のように喜んでくれる家族や仲間がいるということに感謝します。
周囲に感動されるというのは普段から努力を惜しまず応援されるような人間だからだと思います。
町田君にはこのままもっと勝てる喜びを味わえるように稽古を継続して頑張って欲しいと思います。
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予選３回戦は熊本の名門文徳高校との対戦でした。まだまだ実力差がある内容でした。今のところ「負けて元々」で挑んだ対戦ですが「今のところ」ですので・・・悔しさをもって次は勝負できるように勝てるように稽古をしていきたいと思います。

個人無差別級では１年生ながらに新島がベスト１６という成績を収めました。２回戦、３回戦はしっかり立ち合いで先に踏み込んであたり勝利しましたが、ベスト１６の対戦で優勝した文徳高校の選手との対戦でした。技術面の差がまだあり、これからもっと細かい部分などを徹底的に追及して稽古に励んで行かなければと感じた対戦でした。

部員達にとって良い経験が積めた良い大会になりました。
また３年生も会場の準備や片付け、アルコール消毒係や土俵整備係を頑張ってくれました。
ありがとうございました。
欠場した栄　陽翔もサポートやスコア係を一生懸命やってくれました。
さてこれで今年の全大会が終了しました。
明日からは土俵直しや体力作りを徹底して行っていきたいと思います。
これからも樟南高校相撲部の応援をよろしくお願いします！