令和２年度鹿児島市高等学校相撲競技大会（１０月２日）

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先日１０月２日（金）は、かごしま健康の森相撲場にて鹿児島市高等学校相撲競技大会がありました。
３年生も出場することができる学年別の団体戦と全学年で行う無差別級の個人戦で競技しました。
今期は奉納相撲なども中止ということもあり３年生にとっては他校との対外試合は恐らく最後の大会となりました。
３年生は悔いの残らないように全力で・・
１年生は稽古で磨いた自分の相撲を発揮するなど部員個々に試合での目標を決めて挑みました。

樟南高校相撲部のオーダーは
〇樟南Aチーム
先鋒：新島　伊武起（１年）
中堅：なし
大将：栄　　雄登　（３年）

〇樟南Bチーム
先鋒：町田　煌雅　（１年）
中堅：なし
大将：金久　平次　（３年）

☆大会結果☆
＜団体戦＞　※全８チーム参加
樟南A　第４位
樟南B　予選敗退
＜個人戦＞
ベスト８　金久　平次　（３年）

以上が大会結果となります。
団体戦では学年別でのチーム編成ということもあり勝つためには１敗もできないというプレッシャーの中での勝負でした。
筋トレ大好き二人組の樟南Aチームは予選３位で決勝トーナメントに進出したものの、もう一押しという内容で惜しくも敗退し３位決定戦でも予選で負けたチームに再度敗退してしまいました。
デザート大好き二人組の樟南Bチームも先鋒の町田君は初めての団体戦ながら１敗もできないプレッシャーの中で土俵際で一本背負いに行くなど粘り強く戦いましたが、まだまだ実力差があり予選で敗退してしまいました。

個人戦でも良いと言える結果は残せず金久は得意の四つ相撲から豪快な下手投げで勝利することもありましたがベスト８では強敵相手に得意の四つ相撲に持ち込むも、すぐに相手の上体を起こしきれずに敗退してしまい、
栄雄登も頭捻り（ずぶねり）という珍しい技で勝利することもありましたが、２回戦では相手の懐に飛び込もうと粘り強く我慢するも最後は体が起きてしまい敗退してしまいました。
３年生は恐らく最後の対外試合となる今大会・・・悔いを残さないように相撲を取ろうということを目標に臨んだと思いますが悔いを残さない・・いわゆる完全燃焼というのは中々できないことだと思います。真剣に考えて・・努力して稽古してきたからこそ「もっと何かできたのではないか？」と、どんな結果を残してもやっぱり後悔は残るものだと思います。ですので完全燃焼できたかどうかということよりも完全燃焼できなかった悔しさを、この先の人生にどう活かしていくかということを学び今後に役立てて欲しいと思います。
１年生の新島も自分の力を出せずに敗退してしまいました。自分の力を出せないで負ける悔しさを経験できたとプラスに考えて今後の稽古ではもっと強くなれるようにどんな稽古をするべきか？どんな相撲を取るべきか？
という風にこの負けた経験を次の勝利と自分のレベルアップに繋げていけるように努力していきます。
町田君もデビュー２大会目の今回の目標は「試合の緊張の中でも思いっきり当たる」ということでした。目標通りに相手に向かって頭から思いっきり当たっていくことができ凄いガッツを見せてくれました。立ち合いの威力は負けていませんが、まだまだ横への動きへの対応など勉強することが多く本人もそれを自覚したのではないかと思います。次の目標は「1勝！！」