第７３回全国高等学校相撲新人選手権大会

皆様いつも応援ありがとうございます。
３月１９～２０日は２日間に渡り、高知県で全国選抜大会が開催されました。
鹿児島空港→伊丹空港→高知龍馬空港と大会へ行くのには一苦労。
空港では龍馬さんに挨拶して写真を撮りました。
その後に会場へといき、調整を行いました。
遅めの昼食を済ませてからホテルへとチェックイン。
ホテルでの夕食を済ませてからドリンクや夜食の買い出しにいき移動日初日は終了しました。

そしていよいよ全国大会が開催しました。
１年生は初の全国大会の会場に緊張しているような感じ？？
全国大会なので相手も強い。「迷わず、思いっきりやるだけ」ということを部員に伝えました。
全員、気合いが入っていていい顔、雰囲気でした。

☆樟南高校オーダー☆
＜団体戦＞
先鋒：盛　愛伸
中堅：新島　伊武起
大将：栄　陽翔

＜個人戦＞
〇８０㎏未満級：武田　大治郎
〇１００㎏未満級：栄　陽翔
〇無差別級
盛　愛伸、新島　伊武起、栄　陽翔、龍　丞一朗

☆大会結果☆
＜団体戦＞　※３人制
ベスト３２
〇予選１回戦　報徳学園に２対１で勝利。
〇予選２回戦　金沢市立工業に０対３で敗退。
〇予選３回戦　福井農林に３対０で勝利。
※２勝５点で決勝トーナメント出場
〇決勝トーナメント１回戦　金沢学院東に２対１で敗退。

＜個人戦＞
〇無差別級
ベスト３２：新島　伊武起
ベスト６４：栄　陽翔
ベスト６４：龍　丞一朗

団体戦では予選を３回行い２回戦では強豪校の金沢市立工業に全敗しましたが、それ以外の対戦では落ち着いて相撲を取り勝利を収め決勝トーナメントへと出場を決めることができました。
決勝トーナメントの１回戦でいきなり優勝候補である金沢学院東を安田が抽選で引いてしまいましたが、「これが決勝。やるだけ。」という気持ちで挑みました。先鋒の盛もただでは負けずに相手を焦らす場面を作りましたがまだまだ技術が足りなく負けてしまいました。
中堅では相手は無差別級で準優勝している相手が新島との対戦でしたが、自分の相撲をとりきり今大会一番の相撲で一気に突き出し勝利を収めました。この勝利で流れがこっちに来た！と思いました。
大将の栄も最高の立ち合いで体格差のある相手に一歩も引かずに頑張りましたが、最後は潰されてしまい残念ながらベスト３２という悔しい結果に終わってしまいました。

個人戦階級別にて軽量級に武田、中量級に栄が出場しましたが実力不足という内容で２名とも１回戦敗退。
個人無差別級では１年生の龍が２勝をあげ全国大会でベスト６４に入りました。成長を見せてくれましたが、負けた相撲を見ていると強敵相手に勝つにはまだまだ自分の相撲を磨く必要があると思いました。
栄もベスト６４。立ち合いも鋭くなりましたがもう一歩、技術を磨く必要があるのかなと思いました。
新島はベスト３２。いつも通りの相撲が取れてましたが、負けた相撲は今大会でもトップクラスで大きい相手に立ち合いから一気に攻め込みましたが、最後に詰めの甘さが出てしまい、悔しい敗退となりました。
ですが全国大会という壁にぶつかれてよかった！！
それぞれの課題が見えた大会となりました。
これを乗り越えて次はリベンジを果たそう！

大会を通して強敵相手にただでは負けずに勝てるチャンスも見せてくれたという相撲内容もありましたので力は着実についていると感じましたが、
ただここ一番で勝ちきれない、まだまだ技術の差を感じた内容でした。
「全国大会でもっと自分が勝てる相撲は何なのか？」ということを日頃の練習でイメージして取り組むということが大事だと思います。
強い人の相撲を研究して吸収していこう・・・

次のインターハイも高知県で開催されます！！
今大会での悔しい経験を糧とし次はインターハイで借りを返そうと部員で誓いました。
初めて全国大会を経験した１年生。ここ一番で勝ちきれなかった２年生。
本当に良い経験になりました。
強くなるのは簡単じゃないが強くなろう・・・

また今大会ではOBをはじめとする、関係者各位、応援してくれている方々から多くのご寄付を頂きました。
おかげさまで、美味しい食事をお腹いっぱい食べることができたり、大会時のドリンクやゼリーを大量に購入したりすることができました。
カツオのタタキは脂が最高に乗っており非常に美味でした！！
本当に感謝を申し上げます。
指導者含め樟南相撲部一同、応援してくれている人のこういう支えがあって相撲ができているという感謝の気持ちを絶対に忘れずに今後も応援され続けるように努力を続けます。